からだのお悩み別【下着の選び方】

女性の体は年を重ねるごとにさまざまな変化があらわれます。
疲れやすくなったり、肩こりや冷え性がひどくなったりなど女性ホルモンや血行の乱れなどの体内からの影響や、気圧や気温などの気候の変化など、外からの影響で体調が思わしくないと感じることもあるでしょう。

こうした問題は、下着を上手に利用することで解決できる場合もあります。
体の症状や、気分を改善するための下着もたくさん開発されていますし、用途によってつける部分や選ぶ素材を組み合わせて使うことで、より効果が発揮されるものもあります。

悩みや体質に合わせてうまく下着を選んでくださいね。

敏感肌の人は…
下着に使われている素材や編み方など、生地の風合いをよく確認しましょう。
ムレるとかぶれてしまうので、通気性、吸湿性にも気を使います。
天然繊維の方が刺激が少ないのは確かですが、たまには化学繊維のものであっても、お気に入りのデザインの下着を付けてご機嫌になることが肌に潤いを与えることもあります。

冷え性の人は…
冷え性の改善には首、手首、足首などの「首」の部分をあたためることが大切。また女性は下腹部も大切なところです。あたためることを意識すると同時に締め付けすぎないようにも気をつけます。
体を締め付けてしまうと、リンパの流れが悪くなり血行不良になってしまうので、より体が冷えてしまいます。
小さめの下着よりもゆったりめの下着をつけましょう。

汗かきの人は…
吸湿性と速乾性にすぐれた下着をつけましょう。わきに汗取りパッドがついたものを選ぶのも良いでしょう。
また、ゆるめのものよりも、体のラインにぴったり添うものの方が汗を吸い取りやすく、防臭・抗菌機能の表示がついた下着ならにおいの心配も軽減されます。

生理中の人は…
生理中はなにかとストレスがたまりやすいものです。
カップつきキャミソールや、深履きショーツなど、なるべくゆったりとしたラクな下着を選びましょう。また経血の多い日はサニタリーショーツを使うとナプキンのずれを防いでくれるので、座っているときも就寝時にも安心です。

体のラインが気になる人は…
バランスの良いラインをつくりたい場合は、補正下着やパッドを使います。ただ、補正下着は体をスリムにするものではないので注意。下着に頼りつつも自分で意識して内側から変えていく努力が大切です。

むくみやすい人は…
むくみは血行不良からなる冷えや加齢によるストレス、自律神経失調症などが原因です。
締めつけの強い下着をつけているとリンパの流がれが悪くなり、むくみの原因となってしまいます。リラックスできる下着をつけましょう。
着圧ソックスや着圧インナーを適度に使えば、すっきりしてきます。

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