マタニティブラのサイズの選び方を先輩ママがレクチャー

マタニティブラのサイズの選び方を先輩ママがレクチャー

マタニティブラのサイズについて、

「同じ妊娠期間でも、妊娠初期や妊娠中期では胸のサイズってだいぶ変わるの?」
「妊娠後期は大きめのマタニティブラを買って、授乳ブラ兼用にした方がいいの?」

などと悩んでいるママも多いようです。

インターネットを見ていても、下着メーカーのおすすめ商品の情報があふれていて、本当はどんな機能性や素材の商品が妊婦にやさしいのか迷ってしまいますね。

そこで、先輩ママたちの出産経験を元に、マタニティブラの購入サイズや選び方、授乳兼用ブラについてまとめてみました。

ぜひ、マタニティブラを購入するときの参考にしてください。

選び方① バストサイズの変化に対応できるブラを選ぶ

妊娠すると2カップ程度大きくなる

妊娠すると、胸のサイズは2カップ程度大きくなります。

2サイズ大きくなったときにも対応できるようなマタニティ用ブラジャーを選びましょう。

ホックで調整できると長く使える

トップバストとともに、アンダー部分も大きくなります。

そのため、ホック部分を確認し、4段階ぐらい調整できるようになっているホックタイプのものを選ぶと、長く使えて経済的です。

マタニティカップは乳腺を圧迫しない

胸が大きくなるにつれ、乳腺も発達します。

そんな乳腺を圧迫しないよう、サイズが同じブラと比べて、容量が大きくカップが深めになっているのがマタニティカップです。

妊娠後期につれて大きくなるトップバストを、しっかりと包み込んでくれる構造になっています。

伸縮性があるとラク

徐々に大きくなっていくバストサイズに合わせて伸縮できるブラだと、とても付け心地がラクです。

妊娠中のバストは、授乳に向けて準備を始めているので、とても敏感です。

伸縮性のある素材を使っている商品を選ぶことで、日々変化するバストをやさしく包み込んでくれます。

マタニティワイヤー

マタニティワイヤーとは、乳腺を圧迫しないつくりになっていて、バストが大きくなると広がってくれるワイヤーです。

そのため、大きくなる胸や発達した乳腺にも優しいのに、フィット感があり、ワイヤーブラの安定感を求めるママにもおすすめの機能のひとつです。

私(三児の母)のリアル経験談

私は、1人目の妊娠したとき、ワイヤー部分の締め付けがキツイと感じるまで普通のブラジャーを使っていました。

でも、普通のブラで代用することに限界を感じてマタニティブラを探してみると、自分が思っていたよりも素敵なデザインや柄がたくさんあって驚きました。

さらに、通常のブラやスポーツブラとはまったく違った付け心地と、乳腺を刺激することなくバストを包み込んでくれる優しいフィット感に感激したものです。

このような経験から、バストサイズの変化に対応できる、マタニティ用の機能付きブラジャーを着用することは、バストにとってもカラダにとっても大切なことだと思いました。

妊娠後期なら授乳用ブラと兼用でも◎

産後産前兼用2wayマミーブラ/ワコール
産後産前兼用2wayマミーブラ/ワコール

マタニティブラの価格も安いものではないし、できるだけ経済的に使いたいというママも多いと思います。

そこで、おすすめしたいのが、授乳ブラジャーでありながら、マタニティ用としても使える兼用ブラです。

産前でも、妊娠後期であれば産後とサイズがほとんど変わらないため、「妊娠後期になってマタニティブラのサイズが合わなくなった」という方にもおすすめです。

授乳口などの授乳機能がついているタイプや、ストラップ部分が取り外しできるようなものであれば、授乳もラクですよ。

入院中や退院後はしばらく様子を見て、自分の授乳スタイルに合った授乳ブラ選びをしても良いですね。

選び方② 大きくなるバストを支えられるブラを選ぶ

アンダーベルト

大きくなったバストをしっかりと支えられるよう、アンダーベルトは幅広いものが良いです。

バストが大きくなるとアンダーサイズも大きくなるため、アンダーの締め付けが気になる女性が多いようです。

4段階ほど調整できるようなホックがついていて、肌に優しい綿やコットン素材のアンダーベルトがおすすめです。

肩ひも

太めの肩ひもストラップであれば、大きくなっていく胸をしっかりと支えてくれるため、おすすめです。

ストラップ部分の取り外しができるものであれば、授乳するようになっても使えます。

そのため授乳ママの中には、妊娠後期になると、ストラップの取り外しができるマタニティブラを購入する人もいるようです。

マタニティブラの種類

マタニティブラとひと口に言っても、種類がたくさんあります。

タイプ別に、それぞれの商品の特徴をみていきましょう。

ブラジャー型

産前産後兼用2wayマミーブラ/ワコール

産前産後兼用2wayマミーブラ/ワコール

深いカップで、妊娠により大きくなった胸を支えてくれるのが特徴です。

ブラジャー型のマタニティブラの中でも、ノンワイヤーのものや、乳腺の発達を妨げにくいマタニティワイヤー入りのものなどがあります。

また、アンダー部分には4段階ほどのホックがついているものが多く、変化する胸にやさしい構造となっています。

バスト全体へのフィット感や安定感が良いマタニティブラです。

ハーフトップ型

産前産後兼用ハーフトップしっかりフィット/ワコール

産前産後兼用ハーフトップしっかりフィット/ワコール

締め付け感がやさしいため、つわりのときにもラクに過ごすことができます。

装着しやすいところも、人気の理由です。

タイプ

どういったマタニティブラのタイプがあるのかも、みていきましょう。

タイプ別に分け、授乳用ブラとして兼用した場合の授乳の仕方についてもまとめてみました。

クロスオープンタイプ

リラックスフィット/ワコール

リラックスフィット/ワコール

前面が着物のように打ち合せてあるようなカシュクールタイプのため、カップをズラすだけで授乳することができます。

ホックやボタンがついていないので、肌触りがなめらかで、ラクな付け心地です。

ストラップオープンタイプ

よくばり産後ブラ/ワコール

よくばり産後ブラ/ワコール

ストラップのホックを外して、カップをベロンと下げると授乳することができます。

カップだけを下ろして授乳することになるため、授乳中でもワイヤー部分がしっかりと胸を支えてくれます。

フロントオープンタイプ

マタニティブラ/ワコール

マタニティブラ/ワコール

正面の真ん中についているボタンを開閉させて、授乳することができます。

ボタンを開けて、片方のカップを大きく開けることができるため、おっぱいを飲んでいる赤ちゃんの顔にブラが当たることもありません。

ウィンドオープンタイプ

ウィンドオープンタイプ

※写真:amazon

乳首周りだけを、まるで窓のように開けて授乳することができます。

また、開くのが前面部分のみのため、授乳中もアンダー部分がしっかりとバストを支えてくれるという嬉しい特徴があります。

胸を出したりしないので、胸が大きい人でもストレスにならずに使うことができ、おすすめです。

まとめ

マタニティブラは、2サイズほど大きくなるバストサイズの変化に対応できるよう、ホック部分で調整が可能なものや、伸縮性があってカップ部分の容量が大きなものを選ぶと良いでしょう。

選び方については、インターネットのランキングやおすすめブラを参考にしても良いですが、気軽に相談や試着ができるメーカーを選ぶことも大切です。

ちなみに、マタニティブラの人気ランキングなどでよく目にする下着メーカーは、ワコールや犬印、ローズマダムですが、フィット感や付け心地が良いと感じたのは、ワコールでした。

他の先輩ママたちも、ワコールを愛用していた人が多かったようです。

記事をまとめていて、マタニティブラに備わっている機能や素材の良い商品が多いワコールが支持されるのは、自然なことなのかなと思いました。

ぜひ、マタニティブラ選びの参考にしてください。

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